キエフ・バレエ - 「雪の女王」全幕

Programme
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00:00:35 序曲
00:01:42 第1幕
00:44:56 前奏曲
00:47:30 第2幕

キエフ・バレエ (タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ)
「雪の女王」全2幕

<CAST>
ゲルダ:テチヤナ・リョゾワ
カイ:ニキータ・スハルコフ
雪の女王:オリガ・スクリプチェンコ

魔法の花園の女主人 リュドミラ・メリニク

魔法の王宮
クロウ(廷臣) オリガ・キフィアク
レイヴン(廷臣) ドミトロ・チェボタル
王女 オクサーナ・シーラ
王子 アンドリー・ガブリシキフ

山賊 カテリーナ・ディデンコ
   ヴィタリー・ネトルネンコ

指揮:オレクシィ・バクラン
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

Gerda:Tetiana Lozova
Kai:Mykyta Sukhorukov
The Snow Queen:Olga Skrypchenko

Mistress of the magical garden:Liudmyla Melnyk

Magic kingdom
Crow:Olga Kifyak
Raven:Dmytro Chebotar
Princess:Oksana Sira
Prince:Andrii Gavryshkiv

Bandit:Kateryna Didenko
    Vitalii Netrunenko

Conductor:Oleksii Baklan
National OperaTheatre of Ukraine Orchestra

振付:アニコ・レフヴィアシヴィリ
台本/音楽監督:A.レフヴィアシヴィリ、O.バクラン (H.アンデルセンの原作童話による)
音楽: P.チャイコフスキー、A.リャードフ、A.ルビンシテイン、E.グリーグ、J.マスネ

撮影:2021年1月26日 ウクライナ国立歌劇場(キエフ・バレエ)
制作:株式会社 光藍社(KORANSHA)

<キエフ・バレエ>
150年以上の歴史を誇り、ボリショイ劇場、マリインスキー劇場とともに旧ソ連における三大劇場と称されるタラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立歌劇場を本拠地とするバレエ団。古典の名作から現代作品、ウクライナならではの作品まで幅広いレパートリーを持ち、バレエ界をリードする数多くのスター・ダンサーを輩出しています。海外公演も盛んで、日本でも1972年以降来日公演を重ねて人気を博しています。

<「雪の女王」あらすじ>
【第1幕】
ある冬の日、幼なじみのカイとゲルダは友人たちとスケートを楽しんでいました。一方、闇の中で邪悪なトロールたちが魔法の鏡を作っています。雪の女王が現れて、鏡を砕き世界中に欠片を散らしました。鏡の欠片が刺さると、人は氷のような冷たい心になるのです。
ゲルダの家のパーティで、カイは窓で光っている物に気づきます。それは次第に大きくなり雪の女王の姿になりました。カイ以外の誰にもそれは見えません。カイの目と心臓に何かが刺さります。すると、カイの見える世界から色が失われ、心から全ての興味が消えていきました。雪の女王が現れ、カイと一緒にどこかへ消えて行きました。
ゲルダはカイの行方を探しに行きますが、疲れて眠ってしまいます。いつの間にか、ゲルダは魔法の花園にいました。ゲルダは夢の中でカイと再会を果たしますが、目覚めて夢だったとわかると、再びカイを探す旅に出ます。

【第2幕】
ゲルダは、魔法の王宮に仕えるカラスの夫婦に出会います。ゲルダの話を聞いて王宮に連れて行ってくれますが、カイはいませんでした。ゲルダは王宮を後にします。旅を急ぐゲルダの前に、山賊が現れます。山賊の娘は、ゲルダを捕まえようと行く手を遮りますが、ゲルダは怯みません。山賊たちはゲルダを解放して、森の中へ去っていきました。
雪の女王は、カイを永遠に雪の王国に閉じ込めようとしていました。氷の宮殿で、カイを雪の王国の王子にする戴冠式が始まります。ゲルダがやって来て、雪の女王にカイを返してほしいと頼みますが、拒絶されます。ゲルダは雪の女王に闘いを挑みますが、強大な魔力には敵いません。ゲルダの熱い涙が、カイの胸に落ちると、カイの凍った心が溶けて鏡の欠片が抜け、カイは元の自分を取り戻します。二人の愛の力の前に雪の女王の魔力は弱まり、氷の宮殿は溶けて雪の女王は去っていきました。
世界は美しい色を取り戻し、季節が巡ります。大きな試練を経て、カイとゲルダは成長を遂げて故郷へと帰っていきました。